こころメーターで意見表明
札幌市立澄川南小学校 池亀美和子先生
池亀先生から一言:
メーターの操作と可視化によって生まれた「話したい」、「聞きたい」という思いが、対話の活性化につながりました。
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活用場面・活用背景
心の揺れや葛藤を表現し、交流させたい場面
テーマについての意見を交流する場面で、はっきりとした二択の意見ではなく、「~だと思うけれど、必ずしもそうとは言い切れない」といった子どもたちの心の揺れや葛藤を、メーターを用いて表現できる方法を考えました。
How to
葛藤する気持ちを色の面積で表現
先生はテーマを提示したら、2色の図形で作成したメーターのカードを子どもに送ります。
メーターを用いることで、本音や心の葛藤を表現できる
子どもは赤と青のメーターの比率を使って自分の考えを示したら、提出BOXに提出します。
先生は提出BOXの「すべての提出物を子どもに公開」ボタンをONにして、お互いのカードが見られる状態にします。
先生は提出BOXに出されたカードを元に、「どうしてこの割合にしているのか」という理由や、他の子のメーターを見て生まれた疑問などを引き出しながら、議論を進めます。
提出BOXをモニターに映しながら、クラス全体で議論
取り組みの結果
メーターが起爆剤となり、対話が活性化
まず、自分でメーターを操作することで、一人一人が自分の思いや考えを持ち、「話したい」という気持ちを芽生えさせることができます。さらに、メーターが可視化されることによって、自分とは異なる友だちの考えに触れ、その理由を「聞きたい」という思いも生まれました。
この2つの思いが引き出せる心メーターが対話の起爆剤となり、活発な対話をおこなえました。