自主学習の取り組みの共有
久喜市立砂原小学校 早川光先生
早川先生から一言:
内容を制限しすぎず、児童自身が納得感を持って取り組める自主学習を行わせることがポイントです。
活用場面・活用背景
家庭での自主学習の成果の記録
コロナ禍が続く中、学年閉鎖になってしまうことも多々あり、宿題の出し方に悩んでいました。そこで、オクリンクを活用し、紙のプリントを使わずに子どもたちが自由に家庭学習の取り組みを記録および共有できる方法を考えました。
How to
自分の学習の記録を写真や動画で記録してカードに貼り付ける
先生は課題に関する説明をカードに提示し、子どもたちに送ります。
子どもは自分が行った活動を写真や動画に収めてカードに貼り付けたり、文章で補足説明などを加えたりしたら、提出BOXに提出します。
自由研究としてまとめたノート画像(左)とピアノの練習動画(右)
先生が提出BOXの「すべての提出物を子どもに公開」をオンにすることで、児童たちは他の子の取り組みを自由に見ることができます。
取り組みの結果
家庭学習に対する意欲を高められた
毎回多彩な活動が集まるため、児童たちは提出BOXで他の子の活動を見合うことで取り組みのアイディアを広げながら、回数を重ねるごとにより意欲的に家庭学習に取り組むようになりました。
また、提出したカードの内容をきっかけに会話が始まるなど、クラスのコミュニケーションの活性化にもつながりました。