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オクリンクプラス

地域とつながるアートづくりの記録と振り返り

「選択肢」をきっかけに振り返りの考えを深める

東京都調布市立第三小学校 高橋先生

高橋先生から一言:
オクリンクプラスは、振り返りの場面でとても役立っています。写真を手軽に記録として残せるため、日々の活動を視覚的に振り返ることができ、子どもたちの学びの軌跡を共有するのにも便利です。

活用場面・活用背景
地域とつながる作品づくりを通して感性を広げながら地域の理解を深める

『フィルム缶にアート!』とは、廃材“映画のフィルム缶”をベースに、約60種類の様々な廃材を飾りつけて作品を作る取り組みです。
廃材はすべて地域から出たもの。子どもたちが思い思いのアートを作り上げながら、同時に廃材から地域の様子に考えを広げる取組です。子どもたちの取組をきちんと記録に残し、振り返りにつなげていけるように「オクリンクプラス」を活用しました。


How to
作品の写真つき振り返りカードで、子どもたちの作品への思いや気づきを可視化

1.素材への理解と振り返り
前時の活動を振り返り、使用した廃材について前時で出た意見を共有します。さらに、廃材を提供してくれた地域の方の思いを聞き、素材の背景に触れました。

2.制作と記録
気になる廃材を選び、フィルム缶の中に思い思いに配置し、できあがったものを写真に撮って記録していきます。友だちの作品を見ながら、何度でも廃材を変えて作り直し、自分だけのフィルム缶をつかった廃材アートをつくっていきます。



3.鑑賞と振り返りの共有
授業の最後に鑑賞と振り返りを行います。教室内を自由に歩いて鑑賞し、実物や写真を使って作品を紹介し合います。 鑑賞が終わったら、教師は振り返りカードを子どもに送ります。



4.振り返りカードを記入
子どもたちは振り返りカードに写真を貼り、振り返りカードを記入します。完成した振り返りカードは提出BOXに送ります。提出BOXは他の子も見られる設定にしておき、鑑賞の時間にみられなかった他の子の作品も参照可能にします。
 

取組の結果
選択肢が思考のきっかけに。誰もが参加できる振り返り

今回は振り返りカードに選択肢集計を入れました。自分の考えを言葉にするのが難しい子どもでも、選択肢をきっかけに考えを深めることができるため、誰もが参加しやすい振り返りの機会になります。さらに、集計結果をすぐに共有できることで、クラス全体の考えを即座に可視化でき、子ども同士の学び合いにもつながっています。




  • 小学4年
  • 小学校全学年
  • 図画工作・美術
  • オクリンクプラス

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