「仲間分け」で楽しく協働的に学び合うなかで新たな視点を得る
店で働く人と仕事 スーパーマーケット見学
山梨県都留市立宝小学校

先生から一言:
「オクリンクプラス」を活用することで、授業時間内に子どもたちを無駄に待たせることがなくなった分、子どもたちが自分の学びに向き合う時間に十分な時間を充てられるようになりました。(藤本先生)
カードを手軽に動かせることで、児童にとって情報の分類・整理がしやすくなったように感じました。失敗してもすぐにやり直せるため、試行錯誤を楽しみながら取り組む姿が印象的でした。(土屋校長先生)
活用場面・活用背景
協働的な学びの中で、児童が主体的にスーパーマーケットの工夫を発見・分類し、考えを広げていくことを目的とした実践
楽しみながら活動できるようカードの「仲間分け」を中心とし、どの児童にとっても取り組みハードルの低い活動のなかで話し合いが活発になるよう促しました。
How to
操作しやすい「仲間分け」をベースにした活動を「みんなのボード」で協働的に行うことで、互いに新しい視点を得る
スーパーマーケットを見学して得た気づきを児童一人ひとりがカードにまとめる。

まとめたカードを「みんなのボード」の自分の班のボードに送る。班ごとに子ども同士で話し合いながら、「みんなのボード」上で仲間分け(カテゴリ分け)をしていく。


各班が仲間分けをやってみて気づいたことをクラス全体で発表し、他班との違いや共通点を確認する。
仲間分けした結果を見ながら、一人ずつ報告書を作成する。まとめ方で迷ったら、他の班のものも含め「みんなのボード」を見直す。

取り組みの結果
カードを用いた柔軟な分類活動で思考が可視化されるとともに、他者参照により子ども同士で新たな気づきを引き出し合えた
カードを自由に移動できることで、考えの変化に応じて再構成する様子が継続的に見受けられるなど、分類の試行錯誤が活発に行われていたのが印象的でした。また、「みんなのボード」を活用した協働的な作業を通してお互いの考えを理解し合い、話し合いのなかから新たな視点が引き出される様子が多々見受けられました。子ども同士のスムーズなやりとりが思考の広がりを生み出していたのだと思います。
