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オクリンクプラス

カードに書く素材を集める。作文のハードルをぐっと下げる

楽しかった2年生

栃木県鹿沼市立みなみ小学校 両方泰菜 先生

両方先生から一言:
文章を書くことが苦手な子どもでも、タブレットならば楽しく取り組めると考えて実践しました。カードで素材集めをしてスモールステップで進めていったことで、どの子も豊かな文章を書くことにつながる準備ができました。

活用場面・活用背景
2年生の行事を詳しく思い出して、カードに書く

子どもは文章を書くことが苦手で、紙と鉛筆を前にしてもいきなり作文を書くことはできないものです。タブレットは子どもにとって遊びの延長のように楽しく取り組めるツールなので、オクリンクプラスのカードを活用して行事の思い出を書くことにしました。
子どもたちは思い出や気づきを手軽にどんどん増やしていくことができたので、カードを元にすることで豊かな作文を書くための準備ができました。


How to
スモールステップに区切り、負担なく進んでいける

完成イメージを共有してから、1年間の行事をみんなで振り返る
単元のはじめに教科書で文章の組み立ての基本やどのくらいの文章を書くのかのゴールイメージを共有してから、全員で1年間の行事の振り返りをする。
4月から順にどんな出来事があったかを思い出しながら、何を中心として文章を書くかを一人ひとりが考えて決めていく。



事前に用意した4枚のカードに思い出したことや気づきを書いていく
自分が決めたテーマについて詳しく思い出していくきっかけになるように、事前に4枚のカードを用意する。
「どれにする」
「したことを思い出してどんどん書く」
「思ったこと」
「友達がいっていたこと思ったこと」

子どもたちは周りの友達とお互いのタブレットを見せ合ったり、話し合ったりしながらカードをどんどん書いていく。
4枚のカードで思い出すステップを細かく区切ったのと、カードというメモ書きでもよいフォーマットに書く作業にしたことで、作文が苦手な子どもでも負担なく思い出していくことができる。



文字を書くことに抵抗感がある子どもでも、タブレットならば簡単に書き直しができる
カードへの記入は、タッチペンを使ったり、入力したり、自分の好きな方法で行う。



きれいに書くことができず文字を書くのに抵抗感がある子どもでも、タブレットならば消して簡単に書き直せるので負担なく書いていくことができた。

取り組みの結果
タブレットを活用したスモールステップで、作文の抵抗感を払拭できた

書くことに対してハードルがある子でも、「タブレットで書く」「カードに書く」ということで気軽に楽しく取り組んでくれました。友達と話し合いながらカードをつくるので、詳しく思い出し、書き出す作業もスムーズにできました。 また、4枚のカードでスモールステップを踏んだことで豊かな材料集めができたので、このカードを元にして「楽しかった2年生」の作文を完成させていけると思います。



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