一覧に戻る

オクリンクプラス

ボードとカードを活用し、自身の課題を認識することで、具体的な計画を立てる

「今、私は、ぼくは」

東京都大田区立松仙小学校 東山 峻先生

東山先生から一言:
思考ツールを活用してスピーチで大切なことを出し合い、それらを意識できているのかを選択肢で数値化することにより、児童一人ひとりが課題をもってスピーチをしていく単元の導入を展開することができました。

活用場面・活用背景
経験から児童が自ら課題を認識し、具体的な学習計画へとつなげる

今までの学習や経験を元に「スピーチで大切なこと」を振り返り、単元のめあての設定と、各自の学習計画を立てる授業です。「スピーチで大切なこと」を書き出し、グループ内でまとめたうえで、各自がどのくらいできていたかを振り返ります。この工程を踏むことで、児童一人ひとりに即しためあての設定と学習計画を立てられるようにと考えました。


How to
ボードで出した考えと、自分の達成度合いを照らし合わせ、課題を認識する

教員は「みんなのボード」上にグループごとのボードを用意する。

児童は「スピーチで大切なこと」を各自で考える。その後、グループになり、各グループのボード上にそれぞれの児童が考えを提出する。




書き出した内容をグループの中で確認し、似たものを統合するなどして整理する。



今までのスピーチを各自で振り返る。最初に「スピーチで大切なこと」を意識してスピーチできていたかどうかをパーセンテージの選択肢から選択し、次にその理由を記入する。



「スピーチで大切なこと」を意識してスピーチできていたかどうかの選択結果を教室全体で共有する。



選択肢集計の結果を元に、児童一人ひとりの課題に合った単元のめあてを設定し、学習計画を立てる。

思考ツールを活用して児童自身が立てた学習計画を元に次時からスピーチ活動をしていく。


取り組みの結果
友だちの意見を取り入れながら、自分に必要な学習をしっかり思考できた

友だちの意見を取り入れながら、子どもたちはこれまでに行った学習活動を思い出しながら個人で思考し、グループで話し合いを行いました。一人ひとりが自分に必要な学習を考えることで、本時以降の活動も主体的に取り組む様子が見られました。




  • 小学6年
  • 小学校全学年
  • 国語
  • オクリンクプラス

関連コンテンツ