参照と対話で気づきを深める
防災に適した懐中電灯を選択しよう
福岡県那珂川市立那珂川南中学校 守江達彦先生
守江先生から一言:
オクリンクプラスを使ったことでグループづくりが簡単にでき、別グループへの移動もワンタップでできるため、スムーズにグループ学習ができるようになりました。準備も短時間でできますし、提出も簡単にできるので授業の効率が上がっています。
活用場面・活用背景
交流活動を通して、情報を収集、整理、分析
条件によって何を重視すべきかを考え、意見交流しながら最適な製品を選択できるようにする実践です。
How to
3つの条件ごとに重視すべき観点を考える
前時までに、3つの条件から一つを選びどのような懐中電灯を選ぶべきか、理由と一緒にオクリンクプラスのカードにまとめる。
3つの条件:
A:父親が単身赴任・母親と4歳長男、6か月の次男が3人で暮らしている
B:ICTに不慣れな老夫婦が2人で暮らしている
C:アルバイトをしている若い男性(23歳フリーター)が1人で暮らしている
同じ条件を選んだ人同士が4人で一つのグループになり、教員はそれぞれのボードを生成する。ボード上でお互いが作ったカードを共有。何を重視したのかを説明しながら、共通点や相違点を見つける。重視すべき観点の1位から3位までを決める。
次に、別の条件のボードに入り、重視した観点の違いを見つけ対話する。条件によって重視すべき観点が異なることに気づく。
最後に本日の振り返りをノートにまとめる。
取り組みの結果
前時の振り返りから参照まで一つのアプリで完結
自分が属したグループ以外の様子がワンタップで確認でき、授業のねらいであった条件によって重視する点が異なる点にスムーズに気づいてもらうことができました。