一覧に戻る

オクリンクプラス

カードを用いて単語の仕組みを学ぶ

アルファベットの小文字を正しく捉える

東京都中央区立明石小学校 鈴木翔先生

鈴木先生から一言:
アルファベットの小文字を正しく捉えるだけでなく、対話を軸にした活動のなかで、Do you have〜?という表現を定着させる意図もありました。また、オクリンクプラスの活用に慣れていない子どもでも、操作でつまずかない活動内容になっています。

活用場面・活用背景
アルファベットの小文字とその読み方に慣れ親しんでもらう

外国語の授業が本格的に始まった4年生に対して、アルファベットの小文字とその読み方に慣れ親しんでもらうために、身の回りにあるものに紐づけて楽しく学べる活動がしたいと考えました。本時では、オクリンクプラスを使った活動に移る前に、ALTによる読み上げでアルファベット一つひとつの発音を確認したうえで、アルファベットを並び替えて単語を作るという体験をしてもらっています。


How to
「お店側」と「お客側」に分かれて、対話を交えながら1つの語を完成させる

教員は、英単語が書かれたカードを教卓に用意しておく。なお、このカードには、スポーツの名称や「レストラン」「公園」など、身の回りにあるものの英単語が書かれており、文字数別に3段階の難易度に分けられている。

子どもたちは教室の列ごとに「お店側」または「お客側」に振り分けられる。「お客側」の児童は教卓に並べられたカードのなかから自分が挑戦したいレベルの1枚を選び、「お店側」の児童は、オクリンク上で教員から割り当てられたアルファベットが書かれたカードを受け取る。



「お客側」の児童は、自分が選んだカードに書かれた英単語を構成するアルファベットを持つ友達を「お店側」から探し出し、話しかける。ここから、 ”Do you have 「b」?” “Yes, I do. Here you are.” などと、子ども同士で対話を重ねる。



需要と供給がマッチしたら、「お店側」の子が「お客側」の子に、オクリンクプラス上で個別にアルファベットが書かれたカードを送信。「お客側」の児童は、「マイボード」上にもらったカードを正しく並べ、単語を生成する。完成したら、ALTに正しい発音で英単語を読み上げて、伝える。



子どもたちは、授業の最後に、オクリンクプラスのカードに本時で学んだことやできるようになったことを書いて、振り返る。


取り組みの結果
アルファベットに着目しながら、単語の仕組みを学ぶことができた

単語を分解して考えることで、アルファベット一つひとつに向き合い、慣れ親しんでもらうことができたと思います。本人たちが楽しく取り組みながら活動量もしっかりと担保できたので、少しやり方を変えて、他の教科のヒントになればうれしいです。




  • 小学4年
  • 外国語
  • オクリンクプラス

関連コンテンツ