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議論が広がる実験結果の集計

「ゴムの力」の実験の考察   

富山県射水市立片口小学校 福田慎一郎先生

福田先生から一言:
グラフを描くことが難しい小学3年生でも、ピン集計を用いることでクラス全員の実験結果をわかりやすくまとめることができました。

活用場面・活用背景

モノがどのように動くかを調べる授業での活用を考えました。 ピン集計を使って、ゴムのひっぱり方でどのくらい動いたか、一人ずつが行なった実験結果をグループごとにカード1枚にまとめ、まとめた結果を見ながらグループでの話し合いを行います。

How to
全員で実験し、全員の結果をピン集計でまとめる。

1.実験結果をまとめるカードを作り、全員のマイボードに送る。


2.ゴムを付けた車がゴムのひっぱり方でどのくらい進むかの実験を行う。実験結果は、マイボードの実験結果をまとめるカードにピン集計でまとめる。
車の動いた距離を測り、めもりにあわせてピンを配置する。


3.ゴムのひっぱり方(ゴムを伸ばす長さ)を変えて実験する。
ゴムを5cm伸ばした時は赤色のピン、10cm伸ばした時は緑色のピンのようにゴムのひっぱり方によってピンの種類を変えて配置するように指示する。



4.実験と結果のまとめが終わったら、実験結果をまとめたカードをみんなのボードのグループごとのボードに送る。


5.集まったカードを子ども自身が集計。
集計した結果をカード作成で新しいカードにします。集計した結果のカードを見ながら、「わかったこと」「まだわからないこと」「さらに調べたいこと」をグループごとに話し合います。

取り組みの結果
全員参加での実験まとめを実現!

一人ひとりの実験結果を使ってまとめあげるので、楽しみながら全員で関わり合って学習を進めることができます。



  • 小学3年
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