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オクリンクプラス

英語メールの「送信」「受信」をして、「友だちと共有」してみよう

ALTからの返信で、コミュニケーションの楽しさを体験

長野市立犀陵中学校 徳永圭典先生

徳永先生から一言:
実際に相手を見つけてメールを出すのは、様々な問題があり難しいですが、ALTのアカウントさえ登録すれば、気軽にメールを出して返信をもらう模擬体験ができます。しかもそれをクラス内ですぐに共有することができ、学びあいが促進します。しっかりした言語活動の場面を与えると、とにかく生徒の目つきが違います。

活用場面・活用背景
英語でメールを作成し、「送信」「受信」「共有」を体験

英語は人に何かを伝えるためのもの。英語のよさや楽しさを実感するには、実際にコミュニケーションしてみるのが一番です。英語でメールを送り、返事をもらうという体験ができたら生徒はきっと喜ぶでしょう。実際に海外に送信するのは難しくても、オクリンクプラスを活用すれば、メールの送受信とほぼ同じ体験をさせることができます。「マイボード」で作成したメール文面を提出してもらい、ALTが返信の文面を書いて返却するだけでOK。同じアプリ画面上で作成・提出・返却が素早く行えます。送受信したメール文面は、「マイボード」から「みんなのボード」に送るだけで、友だちに見せることができます。「英語でメールが書けた」「返信がうれしかった」などのリアルな心情を体験することで、英語を使ったコミュニケーションの広がりを感じさせることができます。

How to
「マイボード」でメール文面を作成し、提出BOXへ

メールのテーマは教員があらかじめ決めておき、生徒に伝えます。生徒は「マイボード」上にカードを作り、テーマに沿ったメール文面を作成します。実際の電子メールの作成画面に似たデザインのカードを作っておくと雰囲気が出るでしょう。それぞれの学年に応じて習った英語表現や英単語を使い、英作文をします。勉強したことを、実際に使ってみることで目標とする英語力を身につけることができます。


作ったカードは、「マイボード」の左下にある「ふたばメニュー」のマークへドラッグ&ドロップするだけで、「提出BOX」から教員に提出することができます。


ALTは提出されたメール文面を確認し、返信を作成


ALT用のアカウントは事前に作成しておきます。ALTは生徒が提出したメール文面のカードを一覧で確認し、「リアクションボタン」の中にある花丸やいいねなどをつけたり、返信を記入したりすることができます。返信を記入してカードを返却すれば、生徒に「メールの返事」のように届けることができます。「マイボード」上には複数のカードを並べることができ、返却されたカードも簡単に貼ることができるので、自分の書いたメール文面とALTからの返信メール文面を並べて保管・参照することができます。


「マイボード」から「みんなのボード」へ移すだけで、友だちと共有できる


自分用のスペースである「マイボード」から、みんなと共有し合えるスペースである「みんなのボード」への移動はワンタップです。「マイボード」に保管したメール文面のやりとりを、「みんなのボード」に送るだけで、クラス全員、あるいは送りたい人だけに共有することができます。「ほかの人はどんなメールを書いたのかな?」「もらってうれしかったこの返信、友だちにも見てもらいたい」といった、放課後のコミュニケーションのようなやりとりが生まれます。


取り組みの結果
リアルなコミュニケーション体験で、英語は「使うもの」と実感できる

伝えたいことがあるから文を書き、相手に読んでもらう。相手からの反応を受け取り、自分の気持ちに変化が起きる。これはコミュニケーションの基本です。そして自分の中に起きた変化や気持ちを、友だちと共有することも、同様にコミュニケーションの広がりといえます。英語を使ってこうした一連の体験をすることで、生徒は英語がコミュニケーションの手段であることを実感するでしょう。オクリンクプラスのいいところは、これらの一連の体験が途切れなく一つのアプリ上で完結すること。操作の手数も少なく、簡単です。表現してくれたことへのリアクションは、速いに越したことはありません。スピーディーにやりとりができるところが、メールのやりとりの疑似体験という活動にぴったりだと感じました。



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