クラスメイトの気づきから知識を習得
国土の地形の特色を空間的にまとめる
中里先生から一言:
今までのオクリンクは自分のボードのみの入力でしたが、オクリンクプラスは「みんなのボード」上ですぐさま入力することができるので、気づきの共有がより一層加速します。
活用場面・活用背景
気づきで考えや表現に磨きがかかる
調べたことを図などにまとめ、日本の地形の概要を理解し、自然環境の特色を自分で考え表現する授業で使用しました。 「みんなのボード」に集まった、カードのまとまりを自由に編集しながら協働学習が促進されていきます。
How to
調べたことを、「みんなのボード」に位置づけてまとめる
【個別に調べ学習】
資料から、山地、川・湖、平地の位置や名称を調べて、各自「マイボード」上でカードにまとめます。
※気づいた特色があれば、カードの最後につけてもよい。
【協働学習でクラス全体にシェア】
事前に教員が「みんなのボード」に日本列島の地図を用意し、クラス全員が「マイボード」でまとめたカードを「みんなのボード」に送り、自分がまとめたカードを地図上に位置づけていきます。その際、友だちが作ったカードを見て、自分のカードに足りていない要素などを書き足していきます。
【個別に気づきをまとめる】
地図上に位置づけしながら気づいたことをもとに、日本の地形の特色を再度「マイボード」上で各自がカードにまとめます。
【協働学習で最終的なまとめをする】
各自が作成した地形の特色のカードを「みんなのボード」に送り、クラス全体で内容をカテゴライズします。それを見ながら、地形の特色について最終的なまとめをします。
取り組みの結果
空間的に把握し、関連性を持った知識を得ることができる
「みんなのボード」をつかうことで社会的事象を空間的に捉えることができます。地域の山地、川・湖、平地のカードをつなげることで、断片的な知識ではなく、山地に降った雨水の働きなども意識しながらつながりのある知識へと変容させていくことができます。