先生と一緒に宿題を頑張ろう!
励ましコメントで家庭学習を後押し
松波先先生から一言:
個別に送り分けることもできるコメント機能は、あらゆる子どもとの重要なコミュニケーションツールであると同時に、子どもたちに安心感を与える居場所となりうると感じています。
活用場面・活用背景
タブレットを持ち帰った日の家庭学習
以前、高学年で同じようなことを実践していたため、タブレット操作に慣れてきたタイミングで2年生の家庭学習に応用してみました。タブレットを持ち帰ることができる水曜・金曜に実施しています。
How to
宿題で解いてほしい問題と一緒に教員からのコメントを配信する
教員は配信する問題の設定と送るコメントの入力をし、登録します。「課題配信」から配信先と配信種類を選択し、配信する問題や課題名称の設定、提出期限を決めて配信します。
続いて、「コメント配信」から配信方法や配信するクラスの選択を行い、子どもの帰宅に合わせて用意しておいた問題とコメントを配信します。『今日の授業では○○を学習しましたね。明日は○○の内容に進むので、今日の間に復習問題に取り組んでおこう!』など、子どもたちの宿題に対するモチベーションが上がるようなコメントを配信します。また、教科の内容だけではなく、学校行事の感想も一緒に送ってあげると子どもたちは喜びます。コメントはドリルパークの問題と一緒に送ることが多いですが、子どもの取り組みの進捗を見ながら、子どもが宿題を解いた後くらいの時間帯に送ることもあります。
子どもは教員からのコメントを見てから、与えられた問題に取り組みます。コメントが届くタイミング次第では、問題を解き終わってから確認する場合もあります。保護者と一緒に確認する子どももいるので、子ども・保護者・教員のコミュニケーションツールとしても役立ちます。
取り組みの結果
子どもたちの宿題に取り組むモチベーションが向上した
子どもたちは、教員からの励ましや誘導をきっかけに、前向きに宿題に取り組んでくれるようになりました。また、コメントを楽しみに待つ子どもを介して、タブレット学習に対する保護者の理解も得やすくなりました。コメント機能に限らず、ドリルパークを活用することで問題の選定や採点業務などの時間を大幅に削減でき、学校で子どもと向き合う時間を増やせるのも重要なポイントだと思います。