みんなで学び自分の考えをブラッシュアップ!
第一次世界大戦〜第二次世界大戦にかけて
加須市立加須平成中学校 菅谷優子先生
菅谷先生から一言:
歴史の「戦争」というテーマについて生徒自身で考え、意見をカードに残すことで、公民や道徳の授業にもリンクする横断的な学びになりました。
活用場面・活用背景
近現代における世界の国々の動きや流れの根本理解
第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけて、世界の国々でどのような動きがあり、その結果どうなったのかという流れや因果関係を根本から理解するための活動です。
How to
共有で得た気づきをもとに自分の考えをブラッシュアップ→カードを連結して自分だけの振り返り教材に
基本的な知識をさらった後、「オクリンク」上で学習課題を与え、個人で考えてもらいます。
解答が書けた生徒から順次「提出BOX」へカードを提出してもらい、教員がボードペンを使ってフィードバックしていきます。「すべての提出物を子どもに公開」機能をONにすると、生徒はクラスメイトの意見や教員からのフィードバックの内容を参考に、自分の意見を考えたり練り直したりすることができます。
提出後は、授業の前後での考え方の変化や、グループで議論した内容などを視覚的に振り返れるように、各自の手元にあるカードを歴史の流れに沿って連結させます。
取り組みの結果
協働学習と個別学習のメリットを両立させた授業を展開できた
生徒たちは、画面上で瞬時に確認できる教員からのフィードバックやクラスメイトのアイデアから気づきを得て、自分の意見を考えるうえでのヒントとして役立てているようでした。一方で、教員はオクリンクの「提出BOX」で生徒たちの取り組みの進捗をタイムリーに把握できるので、一人ひとりの思考のスピードを考慮しながら授業を展開することができました。