ぴったりな修飾語を考えよう
相模原市立新宿小学校 塩田梢先生
塩田先生から一言:
キーボード入力が難しい低学年でも、楽しみながら取り組むことができるオクリンクの活用方法をご紹介します。
活用場面・活用背景
文脈に合った修飾語を選んで当てはめる
小学校3年生ではキーボード入力ができなかったり時間がかかったりするため、端末の活用方法について悩んでいました。そこで、オクリンクを活用し、カード上に用意されているパーツを動かすだけで取り組める修飾語の学習活動を行ってみました。
How to
ふさわしい修飾語を選択して回答欄まで動かす
教員は修飾語の部分が空欄になっている文章と、その空欄に当てはめる修飾語の選択肢を貼り付けたカードを作成します。
それぞれふさわしい修飾語を同じ色の枠に入れる
同様パターンの他の問題や応用問題のカードを何枚か作成したらつなげて児童に送ります。
児童はそれぞれのカードに貼られている修飾語からふさわしいものを選んで空欄に移動させます。すべてのカードの問題が解けたら提出BOXに提出します。
教員は提出BOXに出されたカードをモニターに映しながら、正解を確認していきます。
取り組みの結果
低学年でも操作に迷うことなく楽しみながら学習できた
既に準備されている言葉を選ぶという簡単な操作にしたり、視覚的に分かりやすいように使う色を工夫したりすることで、低学年でも無理なく教科の授業内で端末を活用することができました。
また、文字を書き込むことが苦手な児童も、操作でつまずくことなく積極的に取り組むようになったため、クラス全体の学習に対するモチベーションが上がりました。