チーフICTサポータコラム



ICT支援員の皆様

夏休みに突入した学校が多いことと思います。先生方をはじめ、ICT支援員の皆様も、研修等に励まれているのではないでしょうか。 今回は、子どもたちも先生方もICTの活用が安定してくる2学期におすすめしたい、教科書を超えた「探究的な学び」を、身近なサービスや商材を扱う国内企業の担当者とともにコンテンツ化した「企業・団体コラボコンテンツ 」をご案内します。
「企業」「団体」と聞くと、なんとなくハードルが高そうに感じてしまい、「どの学年が、どのタイミングでやるべきか」「先生にはどう案内すればいいのか」といった戸惑われる方もいるかと思いますので、子どもたちにとっても先生方にとっても活用しやすいおすすめの2事例についてご紹介します!

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<ジブラルタ生命>
対象:中学校全学年
教科:家庭科・総合
中学校技術・家庭科の「生活設計」や「キャリア形成」と相性のよい、ジブラルタ生命とのコラボコンテンツでは、以下のようなテーマに取り組めます。
●自分の夢や目標を達成するためにライフプランを描くことの重要性を学ぶ

●将来の職業や生活に必要なお金について考える

●収入と支出のバランスを理解し、計画的な金銭管理の大切さを知る
●身近な買い物を通じて、価値ある消費とは何かを考える
探究的な視点でキャリアやお金に向き合うきっかけとして、高校進学も見据えて学校生活を送る中学生にぴったりの内容です。夏休み明け、「進路や将来」について生徒の関心が高まりやすい時期から始めると、よりスムーズに授業に入りやすいでしょう。

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<OHAYO乳業>
対象:小学5年生
教科: 社会
子どもにとって身近な「牛乳」や「酪農」のテーマを通じて、社会課題に目を向ける力を育むのが、OHAYO乳業とのコラボコンテンツです。以下のような工夫が施されています。
●「牛乳の自給率」や「酪農家の減少」に関する資料を読み取り、課題意識を育む

●「乳牛がいなくなったらどうなる?」という問いから、グループで課題設定

●ワークシートを活用し、情報を整理・分析しながら自分の考えを深める
数時間の構成でカリキュラム化されているものの、1時間単位でも導入できる柔軟さがあるため、社会の時間だけでなく、国語や総合との横断的な活用もおすすめです。

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どちらのコンテンツも、企業との連携による「リアルな学び」を子どもたちに提供できることが魅力。さらに、共有コードを入力するだけで、指導案から実際に子どもたちが使用するカードまでの一式が手に入るのは、先生方にとってもICT支援員にとっても負担が少なく嬉しいポイントです。
先生が「使ってみたい」と思えるような入り口を作るためには、
●「2学期の●年生の授業で取り入れやすいですよ」など、時期・単元をセットで紹介
●「1時間でも取り組めます」「社会と関連づけられます」など、先生にとってのハードルを下げる情報を添える
●ワークシートや資料が揃っていることを伝え、授業準備の負担が軽いことを強調する
といった提言をすることで、活用へと促すのがよいでしょう。
2学期からの授業づくりに悩んでいる先生にとって、こうしたコンテンツは「新しい風」となる可能性があります。支援員の視点から、具体的な活用提案をしてみてくださいね。

<企業・団体コラボコンテンツのご紹介動画>



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