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レポート

【開催レポート】全国の教育委員会とともに『これからの教育データ利活用を考える研究会』をさいたま市で開催しました

>この度弊社では1月31日(火)に『これからの教育データ利活用を考える研究会 さいたまシンポジウム』を開催いたしました。

『これからの教育データ利活用の考える研究会』は、2022年9月に東京工業大学名誉教授 赤堀侃司先生を座長とし発足しました。全国の教育委員会の方々をつなぎ、オープンな議論と検討を行いながら、共に教育データ利活用について考えていく活動を行っています。

今回は研究会の特別編として、教育データ利活用に先進的に取り組まれているさいたま市教育委員会の後援のもと、さいたま市立桜木小学校の学校公開を実施した後、シンポジウムの開催をいたしました。シンポジウムはオンラインでも公開し、多くの教育委員会さまにご参加いただきました。


シンポジウムの冒頭では、弊社岡部より本研究会の内容と、教育委員会の皆様と今後の教育データ利活用を考えていきたいというメッセージをお伝えしました。

また、本研究会の座長である赤堀先生からは、教育データ利活用による「客観的データをもとにした指導」の方向性や求められる教育委員会の役割についてご講演をいただきました。

基調講演として、さいたま市の細田教育長からはこれまでに進めてきた GIGAスクール構想に対するお取り組みや、これらのデータ利活用に関する方針について ご紹介いただきました。
さいたま市が描く教育でのICT活用のビジョンと、そのビジョン実現のためのエバンジェリスト制度や、ミライシードの活用例など具体的なGIGAスクール構想に関するお話や、民間企業との連携やスクールダッシュボードの構築まで、さいたま市での実践を惜しみなく参加の教育委員会の皆さまにご共有いただきました。



最後には、グループに分かれ教育委員会同士での意見交換を実施。会場ではさいたま市の教育委員会の担当者も各グループに参加いただき、 より詳しい取り組みの内容をご紹介いただくなど、会は盛況に終わりました。

参加者の皆様からは「さいたま市の先進的な取り組みを聞けて、これからの検討の参考になった。また検討の方向性が間違っていないという確信が持てた。今日の内容を市に持ち帰ってさらに検討を進めたい」「他市との情報交換ができて良かった。継続的につながりを持ちたい」といったお声をいただきました。

>今後も弊社では、全国の教育委員会の皆さまとともに、教育データ利活用について考え、より良い形を共創したいと考えております。
今後の研究会についてはミライシードファンサイト等でお知らせいたします。

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本件に関するお問い合わせはこちらのフォームよりお願いいたします。
https://benesse-shochu.secure.force.com/teacher?id=a1X10000009mQzHEAU
これからの教育データ利活用を考える研究会運営事務局
担当:岡部・角谷・風岡

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