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いっしょに伸ばそう!ミライの芽/第15回 新年スタート。今年こそミライシードを習慣にしよう

冬休みはゆっくり過ごすことができましたか?
ゆっくり過ごして何もしていないとあせっている人もいるかもしれませんが、それで大丈夫です。私も新年はゆっくりスタートしておりました。自分のペースでゆっくり、でも一歩ずつ前に進んでいきましょう。

年明け、子どもたちの様子はいかがでしょうか?
少しずつふだんの生活ペースを取り戻している子もいれば、まだ少し戻りきらないという子もいるかもしれませんね。
1月は「行く」2月は「逃げる」3月は「去る」と言われます。昔の人はうまいこと表現したものですね。
あせる必要はありませんが、短い3月までの時間を大切に過ごしていきましょう。

さて、自治体・学校のICTを活用した日々のチャレンジに賞を贈る「ミライシードAWARD 2023」の募集を先日しめ切りました。ミライシードのみならず他のICTも組み合わせ、全国の学校でいろいろな実践、挑戦が進んでいることを強く感じましたICTは手段の一つ。子どもたち主体の学習が進み、成長機会を増やしていけるよう、まずは活用頻度を増やしていきたいですね。

1月も半ばとなりましたが、今年に入ってミライシードは開いたでしょうか?
どんな機能を使うにも、習慣が大事です。まだ開いていないという方は、1月いっぱいの計画を立ててみましょう。

ここで新年のペースをつかむためにぜひやってほしいことがあります。
オクリンクやムーブノートを開き、時間割から授業を作成しましょう。すぐに使わなくても大丈夫。教科を入れて、授業を作成するだけです。
まだ内容が決まっていなくても、授業を作成することで何となく先のことに意識を向けることができます。
どんなふうに使うかは、後々考えていけば大丈夫。
授業を作成するだけなら5分くらいでできるので、ぜひやってみましょう。

また、新年の授業にちょっとゆとりを与えてくれるのが、ドリルパークです。
おすすめの使い方は、毎朝5分と、授業の終わりに5分です。
先生はクラス全体を見渡したり、その間に次の準備をしたりする時間ができるので、心のゆとりにもつながります。
その分、子どもたちの見取りや個別対応に時間を当てることもできますね。

ミライシードをもう少し使ってみようかなと思ったら、新年ならではの活動をするのもいいですね。
オクリンクやムーブノートで、冬休みに撮った写真や今年の目標などをアップしてクラスのみんなで共有するのはどうでしょうか。
まだ冬休みモード…という子どもも、こうした活動なら楽しく参加できます。
おたがいにコメントをし合うことで、認め合いにつながり、クラスもあたたまっていくでしょう。
こちらからも、いろいろな使い方を見ることができます。
活用事例 | Benesse ミライシード ファンサイト
ぜひクラス活動の参考にしてみてください。

比較的どこの学校も1月はゆとりがあることと思います。
(中3の担任の先生は忙しい時期ですかね。応援しております!)
新年のこの時期に自分のペースをつくれると、この後も波に乗ることができます。
3月4月は忙しくなってきますから、今のうちにデジタル機器を上手に使い、早め早めの行動をとっていきましょう。

残り50日程度の学校がほとんどかと思います。年度末まではあっという間。楽しい時間も、大変だった時間も過ぎていき、3月になればどの子も進級・卒業していってしまいます。
子どもたちには一人ひとり、未来があります。その未来を応援できる50日にしていきたいものです。そう考えると、大変だった時間も大切に思え、やさしくなれると思いませんか?

今年もミライシード公式LINEをよろしくお願いいたします。
皆さまのご多幸をお祈りしております。
ぜひ同じ学校の方に、ミライシード公式LINEを紹介してくださいね。

【執筆者プロフィール】

庄子寛之
元・東京都公立小学校 指導教諭
現・ベネッセ教育総合研究所 教育イノベーションセンター 研究員



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