【11月6日開催】第5回関東エリアコミュニティレポート
本年度から発足した関東エリアコミュニティの第5回が、11月6日(水)に開催されました。
前回に引き続き、コミュニティマネージャーである練馬区立北町小学校の青木秀夫先生と、茨城町立明光中学校の福住里絵先生の爽やかな司会進行で始まりました。今回は機能別の実践事例交換会を、3グループに分かれて意見交流していただき、ミライシードの「ここが好き!」や「こうなったらいいな」を共有していただきました。幅広い意見がありましたので、本日はその一部を抜粋して紹介いたします。
【共同編集ルーム】
東山先生(小学校国語)
東山先生は、国語の授業で鳥獣戯画の画像を背景に貼り、子どもに感じたことを書かせる方法を取り入れています。教科書4枚分を背景に貼り、どの文章に魅力を感じているかカードを置かせることで、次の授業の課題設定につなげています。
山本先生(中学校英語)
山本先生は、中学校英語の授業で教科書の文章をカードに記載し、生成AIに続きをつくらせる方法を取り入れていただきました。生成AIの文書をカードに記載し、比較することで、文章の穴埋め問題を実施し、視覚的にミスが分かるようにしています。
井上先生(小学校学活・国語)
井上先生は、学活の授業で係活動決めを行う際、メンバーや活動内容をカードに書かせる方法を取り入れています。また、国語の授業では、いろは歌を音声で流し、聞き取れたところにピンを置かせる方法を取り入れています。
【集計機能ルーム】
黒須先生(小学校算数・理科)
黒須先生は、4年生の算数の授業で計算のきまりを選択肢集計する方法を取り入れています。また、振り返りで状況把握し、学習のフィードバックに使用しています。選択肢集計と振り返りを一つのカードで共有しており、振り返りを選択肢集計で確認した後、分からない子へのフォローで全体の理解度を上げるという流れが印象的でした。
佐藤先生(小学校体育・社会)
佐藤陽介先生は、6年生の歴史の授業でピン集計とキーワード集計を使用しています。体育の授業では、選択肢集計を使用し、クラス全体の苦手種目の傾向を把握しています。1枚のカードで複数の集計機能を使える点が素晴らしいとお話しいただきました。また、ピン集計を用いることで注目してほしいポイントに気づかせている点が印象的でした。また、カードの色で集計できないかという要望もいただきました。
佐藤先生(小学校理科)
佐藤誠先生は、理科の授業で虫のピンの画像を押す方法を取り入れています。ピンの色に意味を持たせて使用することで、「わからないけどここかな」や「自信あり」といった意味を持たせています。さらに、たくさんのオリジナルピンを作成していただきました。
【提出BOXルーム】
橋本先生(小学校)
橋本先生は、みんなのボードを主に使用しており、提出BOXはあまり使っていないとお話しいただきました。提出BOX一覧で確認したいという要望があり、子どもたちがスタンプを押したり意見を書けたりする機能が欲しいとおっしゃっています。また、コメントやスタンプを押して返却できる機能は良いと聞いており、グルーピング機能も欲しいとお話しされました。
林先生(小学校)
林先生は、みんなのボードでは意図せず他の児童・生徒に加工編集される可能性もあるが、提出BOXは守られている感じがして安心だとお話しいただきました。提出逆順で見ると直近で提出した子が分かって良いとのことで、一括評価が便利だとおっしゃっています。提出履歴が見られるのがいいというご意見をいただきました。
上記以外にも、ここには表現しきれない素敵な事例を各グループから発表いただきました。事例共有以外にも、「カード上にペンで書いたものを画像化し、固定して移動できるようにしたい。」や「ピンのサイズを変えられるようにしたい」などご要望をいただき、ベネッセ社員にとっても貴重な機会になりました。
今回実施後のアンケートで、いろいろなお声をいただきました。アンケート結果にも、「開発の方と直接お話できて良かった」とのご意見が多数上がっておりました。今回いただいた要望や素敵な事例をもとに、オクリンクプラスはよりアップデートして参ります。
楽しかった今回のエリアコミュニティもあっという間に終幕となり、恒例の写真撮影を行いました。
次回開催は12月22日(日)10時00分~12時30分にてテーマは、我らが、福住先生によるオクリンクプラス模擬授業体験+授業づくり!中学3年生で扱う「初恋」をテーマに福住先生に模擬授業を実施いただきます!
12月以降のエリアコミュニティはこちらからご確認ください。
是非ご参加をお待ちしております。