10月度の「支援員限定セミナー」の振り返りレポート
異なる地域のICT活用の実態や、先生の溢れ出る熱い想いが聞けたことで大好評のセミナーとなりました。
先生の講話の内容に加えて、参加いただいた皆様のアンケートから特に印象に残ったポイントを振り返ります。
GIGAスクール構想当初のまず使ってみるという段階から、教科の学びの為の利活用の段階に移ってきている現状を踏まえながら、学校現場の先生方の悩みやニーズとICT支援員に求められることについて教えて頂きました。 ・学校だからこそ、子どもたち同士が学び合うという点が重要。協働的な学びの実践やその時間を創る為にICTを活かしている。(先生が実践している具体的な授業の流れについて解説も頂きました)
・“今”の先生の「それぞれの教科・単元で、本質的な学びにICTをどのように取り入れるか」という答えのない問いに対し、ICT支援員には複数の選択肢を提案できることが期待されている。
・先生は他の先生の授業を見る機会や、他地域の実践事例を知る機会が少ない。その点をICT支援員が伝えられることは、今も昔も関わらず強みであると感じる。
・先生もICT支援員も繋がりあって、情報交換することでより良い学びが実現できるはず。一つのチームとして進んでいけたら、もっともっと面白くなるはず!
<具体的な事例と実践の価値について>
■参加された皆様の感想
・オクリンクプラスで出来ることを、授業事例と合わせて知ることができた。
・現場の先生の具体的な事例やアドバイス
・協同的な学びにICTを取り入れてもらう提案を進めようと思いました
<学校現場の生の声やニーズ変化について>
■発信内容
単純なICTの使い方から、学びにどのようにICTを取り入れるかという本質的な活用を模索するようになってきているという先生の変化について、学校の今を語って頂きました
■参加された皆様の感想
・以前と今の違いを踏まえた先生の生の声を聞くことができた
・自身の担当地域以外の先生のお話を伺えた貴重な機会となった
・現場の先生のICT推進の方法や研究授業に向けての姿勢を知ることができた
<ICT支援員の役割と成長について>
■発信内容
「支援員も先生も変化に対応し、先生方に選択肢を提供できるよう、色々な場で地域や立場を超えて学び合っていきましょう」と田野健先生。
例えば、ミライシードの先生コミュニティには、各地域で支援員の方も参加され学び合っています。
*ミライシード先生コミュニティについてはこちらを参照ください。担当校の先生をお誘いの上、ご一緒に参加されてはいかがでしょうか。
■参加された皆様の感想
・田野先生から今ICT支援員に望むことのお話に、明日への力を頂きました
・サポータに対して先生の生の声が聞け、改めて自信を持ってご支援しようと思った
・先生が支援員に求める事がきけてよかった。もっと担当校の先生とのコミュニケーションに努めたい
◆田野健先生とチーフICTサポータ平山の対談
■内容
当日は、当社・平山との対談も実施。授業毎の狙いやアプリの使い分け、またICTサポータと先生のコミュニケーションの秘訣などをテーマに、サポータ視点の意見も交えながら、田野健先生の講演内容を更に深く理解する時間となりました。
・田野先生のお話と、平山さんとの会話がまさしく今の現況をお聞かせいただき、共感しました。
・先生目線とサポータ目線の内容が聞けて勉強になりました。
改めまして、ご登壇いただいた田野健先生、ご参加いただいたICT支援員の皆さま、ありがとうございました!
ーーーーーーーーーーーーーーーー
次回12月のセミナーでは、合同会社かんがえる 代表 五十嵐 晶子氏(文部科学省 学校DX戦略アドバイザー)にご登壇頂き、下記テーマの特別セミナーを予定しています。
・「頼れるICT支援員になるために」
※申込ページ:【ICT支援員】ミライシード研修セミナー
ベネッセでは今後も、ICT支援員の方々に向けたセミナーや企画を実施してまいります。今回参加できなかったという方も、今後のご参加をお待ちしております!