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レポート

~第3回関東エリアコミュニティ実施レポート~
「オクリンクプラスを使った授業づくりコンテスト」

本年度から発足した関東エリアコミュニティについて、8月24日(土)に第3回が開催されました!
テーマは「オクリンクプラスを使った授業づくりコンテスト」です。

【イベントレポート】
前回に引き続き、コミュニティマネージャーである練馬区立北町小学校の青木秀夫先生と、茨城町立明光中学校の福住里絵先生の爽やかな司会進行で始まりました。今回は、8月初めにアップデートしたオクリンクプラスの新機能説明および操作体験会に加え、オクリンクプラスを使った授業案を教科ごとのチームに分かれて発表するコンテストを開催いたしました。



■グループワーク
6教科(国語、算数・数学、理科、社会、英語、道徳)について、事前アンケートでご回答いただいた教科ごとにチームを編成し、オクリンクプラスの操作体験会で紹介した新機能を参考にしながら、様々なアイデア出しを行っていただきました。チームでの会話の一部を抜粋してご紹介いたします。

<国語チーム>
国語チームでは、オクリンクプラスの具体的な機能について盛り上がりました。特に、縦書き機能は国語の授業において、俳句を作成する際に非常に効果的であるとのお声が上がりました。また、季語当てクイズの際に選択肢集計を活用するアイデアや、登場人物の心情を読み取る際にピン集計が有効であるとのご意見もありました。

特に注目されたのは、共同編集が可能である点です。他者の意見を参照しやすく、国語の特性上、答えが一つに定まらない問いが多いため、多様な意見に触れながら協働学習を進めることができると期待されています。「授業を皆で考えることは楽しいですね」との声もありました。

<算数チーム>
算数チームでは、選択肢の集計が簡単に生成できる点が好評でした。「子どもたち自身が選択肢を考える活動も難なく行えそうです」という意見もありました。また、挙動がスムーズに進む点についても、「これまでのオクリンクやムーブノートと比較して大きく改善されている」と評価いただき、「初対面の先生同士でこのような活動を行うこと自体が新鮮です」という声もいただいています。


グループワークの様子

■事例発表
各チームでまとめた授業事例を発表し、その後、投票を行い、得票数の多いチームに賞を贈呈いたしました。以下に、その一部を抜粋してご紹介させていただきます。

<理科チーム>
小学校6年生の授業で、水溶液の仲間分けをオクリンクプラスの各機能を使って実践しました。特に共同編集機能が「すごく便利な機能です」と評価されました。リトマス紙の色の変化をみんなのボードで直感的に触れながら意見をまとめ、デジタル教科書から資料を引っ張って問題を作成しました。

<英語チーム>
英語授業を例に、旅行の計画をカードに作成しました。「Where do you want to go?」という質問に対し、ピン集計を活用して複数の行きたい場所にピンを刺してもらい、本当に行きたい場所をクイズとして出題。音声データファイルをカードに入れ、お手本の答え方を載せる工夫もありました。授業の振り返りをテキスト入力し、最後には自分のプレゼンを動画にして、カード共有していただきました。

■結果発表
投票の結果、オーディエンス賞は理科チームに贈呈され、「他者参照を取り入れている点と、指でリトマス紙を直感的に塗りつぶすという運用が面白かった」とのコメントがありました。また、ベネッセ賞は英語チームに贈呈され、「カードにたくさんのヒントをちりばめた点や授業だけでなく評価にも使える工夫が主体的な学びに繋がる」とお伝えさせていただきました。

2つのチームには賞状が授与されました。

理科チーム、英語チームの記念写真



和やかな雰囲気で始まった第3回関東エリアコミュニティも終盤となり、結果の発表後も、気になった発表やどうしたらもっと授業にオクリンクプラスを活用できるか?など、先生同士の会話が弾んでいました。


最後に記念撮影を行いました!


エリアコミュニティは今年度から地域に分けて開催されていますが、ご自分の地域ではないエリアコミュニティにもご参加可能です。先生方が「繋がる」「学ぶ」「発信する」「称賛する」「楽しむ」ことができる場をご用意しておりますので、今回参加できなかった先生方も次回以降、ぜひお気軽にお申し込みいただければと考えております。


皆さまのご参加をお待ちしております。
お申し込みはこちらから! 




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