詩の鑑賞
相模原市立桂北小学校 小野寺明彦先生
小野寺先生から一言:
クラス全員が一人一人調べた詩を出し合うことで、これまでより非常に多くの詩に触れながら表現技法を学ぶことができました。
活用場面・活用背景
詩の創作に活かしたい観点を学ぶ
詩の学習のまとめとして、教科書に掲載されている他にもたくさんの詩に触れさせることで、さらに児童たちの表現力を広げさせたいと考えていました。そこで、ムーブノートを活用し、好きな詩を選び、その理由を添えたカードをクラス全体で共有しながら、詩の創作に活用する観点を学び合う活動を行いました。
How to
気に入った詩とその理由を共有する
教員は気に入った詩とその理由を記入するカードを作成し、児童に送ります。
児童は図書室の本などを使って好きな詩を選び、カードの上段にその内容を写したら、下段に選んだ理由を記入し、広場に提出します。早く終わった児童は、さらに他の詩も調べて追加のカードを作成し、2つ目、3つ目のタブの広場に提出します。
児童は広場に提出された他の児童のカードを見ながら、気に入った詩や良い観点での理由が書かれたカードに拍手を付けていきます。
鑑賞が終わったら、教員は鑑賞の振り返りを記入するカードを作成し、児童に送ります。
児童は振り返りを記入できたら、カードを広場に提出します。
取り組みの結果
詩の創作に取り入れたい具体的なポイントを見つけられた
授業時間内に一人で調べる詩の数には限界がありますが、クラス全員で調べて広場で共有することで、より多くの詩に触れ、様々な表現技法を学び合うことができました。その結果、児童は振り返り時に単なる感想でなく、自分が詩を作る際に取り入れたいポイントを具体的に上げられるようになりました。