藤井先生から一言：
キーワード集計によって生徒発の着眼点が明らかになり、活発な意見交流、深い考察につながります。

活用場面・活用背景
前の授業の工夫点を活用し、発展させる

「四角形の中点を結ぶとどんな図形ができる？」を問いにした直後の授業で、ひし形や長方形になる場合を考察しました。
生徒が考えた内容に注目するために、ムーブノートのキーワード集計を利用しました。

How to
キーワード集計で観点を見出す

前時に生徒が考えたブーメラン形の四角形の中点を結んでひし形や長方形をつくれるかを各自が考え、紙のノートに書き出しグループで相談したりつくり方を共有したりしながら、自分の考えを深めます。
 
先生は前回の授業で提出された「四角形の中にひし形や長方形をつくる際の工夫点」をキーワード集計し、どんな言葉が上がっているのかを共有します。「対角線」や「垂直」などの着眼点を示し、生徒はさらに考えを深めます。

 
自分のノートの画像を貼りつけ、つくり方の工夫を記入したシートをムーブノートで提出し先生が全体共有します。


最後に各自の気づきを振り返りシートに記入して提出します。

取り組みの結果
学びの連続性が生まれ知識を運用できる

生徒自身が工夫した点を洗い出し、考えのヒントとすることで、生徒同士の学び合いが深まるとともに、知識を運用する力にもつながります。