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ムーブノート

練習のつまずきにすぐに気づける進捗管理

スタンプ機能で全員の進捗を見える化

葛飾区立半田小学校 木村めぐみ先生

木村先生から一言:
コロナ禍でなかなかリコーダー練習ができず、苦手意識をもつ子どもが多い状況でした。楽しく意欲を引き出すようなことができないかと考え、ムーブノートのスタンプ機能を活用しました。 

活用場面・活用背景
学習内容の言語化と共有で、対話的な学びを実現

ムーブノートのスタンプ機能で、子どもがどこでつまずいているのか、どの程度練習が進んでいるのかを可視化すると、子ども達それぞれに合わせた指導がしやすくなります。また、進捗状況は集計機能を使って学級全体を把握することもできるので、得意・苦手箇所の共有や次の授業への課題など、全体での振り返りがしやすくなります。 

How to
先生は楽譜カードを送り、子どもは演奏ができるようになった小節にスタンプを置いていく。

【準備①】白紙のカードに楽譜画像を挿入して、楽譜カードを作成します。 

「ファイル」から画像を選択し、カードに貼付する

【準備②】楽譜カードに集計範囲の設定を行います。小節ごとに集計をするため、1小節目は範囲1、2小節目は範囲2、・・・とすべての小節に集計範囲を設定しておきます。 

※カードの作成~集計範囲の設定方法、子ども側の操作についてはこちらの動画をご確認ください。

【1】子どもたちはムーブノートで本時の授業に入り、先生から届いているカードを開き、楽譜カードを見ながらリコーダー演奏の練習をします。

【2】 演奏ができるようになった小節に、「スタンプ」を付けていきます。 

子どもは1つ1つの小節にスタンプをつけていく

【3】授業の終わりにカードを広場に提出させ、本時の演奏練習の進捗状況を全体で共有します。

全員の進捗を広場で一斉に確認

全員のスタンプの集計結果を映して、「今日はこんなにできたね!」「次回はこのスタンプの少ない小節から練習してみよう!」など、全員で振り返りを行います。本時の課題が目に見えてわかるので、次の授業のめあても立てやすくなります。

   スタンプ集計画面(↑は単元の最後の状況、多くのスタンプが並ぶ)

取り組みの結果
練習成果の可視化で取り組み姿勢が向上

子どもたちはスタンプを押すことにもすぐに慣れてくれました。練習してできるようになった部分が可視化されていくので、意欲的に取り組む姿が多く見られました。 



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