国土の気候の特色
福生第一小学校 上條大樹先生
普段の子どもたちの様子・課題
社会科に関しては写真や映像資料に興味を持つ子供たちが多いです。そこから疑問に思ったことをもとに子供たち自身で学習問題を設定し、その予想から学習計画を作り・調べるという流れで学習を進めていますが、一部の児童の発言をもとに授業が進んでしまうことがありました。
そこで今回は自分の考えを持ち表現できるよう、ムーブノートを活用して学習を進めました。
ムーブノート活用のポイント
①ムーブノートを使うことによって、全員参加型の授業が実現。
②学習計画の最後にもう一度ムーブノートで気候の特色を提出させることにより、学習前と学習後で子供たちの気づきがどう深まったかを確かめる。
授業の流れ
① 写真・資料を配布し、同じ月でも場所によって様子が違うことを気づかせる。
② 4枚の東京の写真を見て、それぞれ何月の写真なのか予想し、話し合う。
③ ムーブノートで日本4地点の気候の写真を配布し、気候の特徴を考える。
④ カードを提出させ、子どもたち同士で意見を交流させる。
⑤ 日本の気候の特徴について仮説を立て、学習問題をつくる。
⑥ 学習計画を立てる。