中村先生から一言：
カードを提出させることで、これまで机間指導だけでは確認できなかった全員の解答を詳細に確認することができるようになりました。

活用場面・活用背景
文章問題への取り組み

計算などと比べて文章問題は生徒間の差が出やすく、数学が苦手な子の取り組みが消極的になることに課題を感じていました。そこで、ムーブノートの広場を活用して学び合いがおこなえる仕組みを考えました。

How to
回答を写真に撮り、広場に提出

教員は生徒に、問題文と写真を貼り付ける欄を設けたカードを作って送ります。

生徒はプリントに問題の途中式や答えを書き、それを写真に撮ってカードに貼り付けたら広場に提出します。
自力で解けない生徒は、広場に出された他の生徒のカードを見たり、近くの席の友だちに聞いたりしながら問題を解きます。

広場に出されたカード一覧

教員は提出されたカードを１枚ずつ確認し、正解のカードには花丸ボタンを押し、間違っている子には個別に声かけをしていきます。

花丸ボタンを押すと、カードの左上にマークが付く

取り組みの結果
広場でお互いに学び合うことができた

文章問題が苦手な生徒も、早く広場に提出した子のカードを参考にしながら自分の力で解答を書いて提出することで、達成感を味わいながら取り組むことができるようになりました。

また、教員にとっては、ノートやプリントを回収する手間をかけることなく、一人一人の取り組みをしっかりと把握できるようになったというメリットもありました。