火事から地域の安全を守る
福生第一小学校 久下恭介先生
普段の子どもたちの様子・課題
自分たちの興味のある学習には、特に意欲的に学習に取り組むことができる子どもたちです。ICT機器を用いた学習では、楽しみながら学習することができ、いつもは発表しない児童も積極的に考えを発表します。
社会科については、地図や写真から読み取り、考えを発表させる授業を行っていますが、読み取りまでは出来ているものの、発表ができない児童がいました。
ムーブノートを使用することで、意見を発表・交流させることで理解を深めさせたいと思っています。
ムーブノート活用のポイント
①1人1人の考えや意見を全体に共有できるようにする。挙手をせずに自分の考えを友達に共有できるため、学級全体が授業に参加することができる。
②言葉や文章で書くのが苦手な子どもも意見交流ができるよう、スタンプ機能を使うことで意見や考えを表現できるようにする。
③スタンプ集計機能を使うことによって、他と違った良い気付きをしている子ども、考えに瞬時に気づくことができる。
授業の流れ
① 消火活動の様子をテレビで見る
② 火事が起きた時のイラストをムーブノートで配布する
③ イラストを読み取り、関係機関にスタンプで〇を付ける
④ カードを提出させ、子どもたち同士で相互評価を行う
⑤ スタンプ集計を使って、子どもたちがスタンプを押した場所を把握。他と違った気づきをしている子どもに発表してもらう。
⑥ 他の子どもたちからどのような気づきを得たかノートにまとめ、振り返る