程島先生から一言：
今回のように答えが１つではなく、様々な観点から考察してほしい場面では、ムーブノートを使い、お互いの考えから学んでほしいと考えています。

活用場面・活用背景
有性生殖と無性生殖の共通点・相違点を考える

有性生殖と無性生殖について学習したあとで、共通点、相違点をまとめながらそれぞれの特徴について考える時間にムーブノートを活用しました。染色体の数や親子の形質など様々な観点から考えてほしいと思い、ムーブノートでお互いの意見を共有しました。

How to
共通点と相違点を書き出し、広場で共有する

教員は、有性生殖と無性生殖の共通点・相違点を書き込むカードを作成し、生徒に送ります。生徒は共通点と相違点を書き込んだら広場に提出します。

実際の生徒のカード例

生徒は広場に出されたカードを見合い、自分にはなかった観点を出している人のカードに拍手をつけながら、共通点や相違点について学びます。

広場の様子

その後、多くの人が出している観点を、司会となる生徒２名が黒板でまとめ、生徒同士で意見が割れている点や不明点について話し合いながら、有性生殖と無性生殖の共通点、相違点について理解を深めていきます。

取り組みの結果
お互いの考えから理解を深められる

ムーブノートで共有することで、自分では気づけなかった観点を他の人の意見から気づくことができます。また記述が苦手な生徒は、得意な生徒の書き方を見て、わかりやすい表現の仕方まで学ぶことができます。