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オクリンク

九九を使って数を求めよう

相模原市立新宿小学校 古賀美沙先生

古賀先生から一言:
端末の操作が不慣れな低学年でも、ペイント機能を活用すればスムーズにオクリンクを活用することができます。

活用場面・活用背景
九九を使った複数の考え方を書き表す

九九の応用問題として、図示された丸の数を複数の考え方で求める際、これまではプリントを使用していました。しかし、事前に大量のプリントを印刷するにはとても手間がかかっていたため、作成したカードをコピーするだけで簡単に授業準備ができるオクリンクを活用しました。

How to
考え方をカードに記入し、クラス全体へ共有

教員は複数の黒い丸を書いた紙を撮影したら写真をカードに貼り付け、その横に式を書くスペースを作ります。
作成したカードをモニターに映し、クラス全員で丸が24個書かれていることを確認します。


教員は作成したカードを5枚ほどコピーしてつなげたら、児童に送ります。


児童はペンを使い、九九を使った丸の数の求め方をカードに書き込みます。1枚のカードが完成したら、異なる求め方で2枚目以降のカードを作成していきます。

同じ児童による、異なる2つの求め方を記したカード


時間になったら、児童は完成した枚数分のカードを提出BOXに提出します。
教員が「すべての提出物を子どもに公開」ボタンをオンにしたら、児童は提出BOX上で自由に友だちのカードを見て、考え方を共有します。

取り組みの結果
様々な求め方を友だちの意見から発見できた

題材となる紙を写真で撮って貼り付けるだけという、とても簡単な工程でカードを作成できるため、これまで準備にかかっていた手間や時間を大幅に削減することができるようになりました。

また、個人思考後に児童同士でカードを見合うことで、「そんな考え方があったんだ!」という声がクラスのあちらこちらで上がり、一人で考えるだけでは発見できなかった考え方に触れられた子どもたちの姿を見ることができました。



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