テストを「受けて終わり」にしない。即時フィードバックからの自主的な学び

水戸先生から一言:
昨日と今日は、テストパークを使って6年算数のふりかえりテストを行いました。紙のテストの場合、問題数を増やす/減らすといった小回りは利きづらいですし、返却して解説する流れも、全員にとって本当に個別最適かと言われたら無理があります。分からなかったところを早く分かるようにしたいと思っている子を、返却まで待たせることになるのは、どう考えても効率が悪いです。その点で、すぐに採点・返却ができて解き直せるテストパークは、必要な学習にモチベーション高く取り組めます。教員の生産性が大きく高まったと感じます。
活用場面・活用背景
6年生の学習範囲を振り返り、中学進学に向けて基礎を固める
6年生にとっての2月下旬は、あと10数回登校すれば卒業というタイミングです。算数の学習範囲をすべて学び終えた状態で、中学進学に向けて1年間の学習を振り返るテストを実施しました。ただ問題を解くのではなく、テストパークで自分の定着度を確かめ、テストの結果を分析して、ねらいを定めて練習するというサイクルによって、子どもたちが主体的に学びに向き合うことを重視しています。自分一人で問題を解く子もいれば、席を移動して友達と教え合う子もいます。今日の授業は、子どもたちが自分に必要な学び方を自ら選びながら、「できた」「わかった」という感覚をつかめるようにしました。
How to
テストパークで定着度を測定し、即時フィードバックをもとに個別に学び直す
①テストパークで単元まとめテストを実施する
テストパークにもともと収録されている問題の中から、単元・難易度のバランスを考慮して10問を配信しました。問題の配信は事前に行っておき、テスト開始の時点で初めて問題を見ることができます。

分からない問題を後回しにしたり、必要に応じて紙のノートを使って途中式や図を書いてもかまいません。テスト時間は15分を目安として、早く解き終わった子にはテストパークで追加問題も配信しています。
②テスト結果をリアルタイムに確認し、全体・個別にフィードバックする
テスト終了後、教員側の端末には即座に全員の採点結果が表示されます。

正答率が低かった問題を中心に全体解説を行い、その後は子どもそれぞれが自分のペースで解き直しやドリルパークでの追加練習を進めます。


取り組みの結果
テストパークを活用しながら、主体的に学び直せるクラスへ
テストパークの強みは、採点と返却が数秒で完了することです。子どもたちが「テストで悩んだところ」「考えたところ」を覚えているうちに振り返りができるので、説明を聞く意欲が格段に高まります。今回の2日間のテストでは、昨日と今日で類題の正答率が明らかに上がるなど、連続した学びの効果もデータとして確認できるようになりました。

また、前日の学びを生かして自発的にノートを取り出し、図を描いて解き方を考える子どもの姿も見受けられました。画面上の記入スペースが足りなければ、テスト中でも紙のノートを使うという判断ができることも、1年間を通して学びの自主性を高め、信頼関係を築いてきた成果だと思います。ミライシードやテストパークの更なる進化で子供たちの「自分で学ぶ力」をよりスムーズに育成できるようになると期待しています。