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オクリンクプラス

太陽と影の位置関係を理解し、思考力や表現力を育む

静岡県掛川市立和田岡小学校 丹羽先生 佐藤先生

活用場面・活用背景
自然現象への理解を深めるための観察と話合いの促進のために

この授業は、児童が影の動きと太陽の位置の関係について理解を深めることを目的としています。特に、時間の経過とともに影の向きが変わる現象を観察したうえで、「みんなのボード」や「ピン集計」などのオクリンクプラスのツールを活用し、自然現象への興味を高めたり、理解を深めたりすることができました。

How to
観察と意見共有をつなぐ具体的な進め方

授業の進め方としては、まず前回の観察や撮った写真を振り返りながら、影の動きについて児童同士で話し合います。その後、各班で観察した影の位置や長短について意見を一つのボードにまとめ、キーワードを集計します。集計結果から「反対」や東西などの「方角」のキーワードに着目し、影は太陽の反対側にできることや、太陽の動きに伴って影の向きも変わることを理解できるようにします。



児童は、観察結果の写真を見ながら、太陽が東から南、西へと移動していることを確認し、影の位置もそれに合わせて変化していることに気づきます。さらに、影の長短や濃淡に気づく児童もいます。



最後に、自分で選んだ写真を使ったまとめを全員で共有し、太陽と影の関係についての理解を深めます。太陽の画像を使用した「ピン集計」を行うことで、全員が太陽と影の位置関係を児童が理解できるようにします。また、文章で表現するのが苦手な児童には、写真と太陽の位置を見ながら教師が口頭で説明することもできます。

取り組みの結果
児童の理解と表現力の向上、交流の促進

この活動を通じて、児童は時間とともに影の向きが変わる理由を理解し、自分の気づきや考えを表現できるようになりました。観察結果や写真をもとに、太陽の動きと影の関係についての理解が深まり、影の長短や濃淡に気づいた児童たちの積極的に意見を出す姿も見られました。「ピン集計」や自分自身が撮影した写真を使ったまとめを行うことで、全員が太陽と影の位置関係を理解できるようになり、児童同士の交流や意見交換も活発になりました。これにより、自然現象についての理解だけでなく、表現力や思考力も育まれたと感じています。

丹羽先生から一言:
今回、オクリンクプラスを活用した授業を実践し、ノートやプリントだけを使っていたときよりも子どもたちは理解できていたと感じました。子どもたちは、実際の写真や動画を用いて考えたり、タブレットに直接書き込んだりすることで、資料を蓄積することができたので、振り返りをしやすかったようです。また、太陽の位置と影の向きの時間による変化について、オクリンクプラスのストーリーを使って可視化することで、子どもたちの気付きや理解を促すことができました。タイムラプスを使った子もいたので、複数の選択肢の中から考えることができました。さらに、自分たちが撮った写真を使って時間とともに影の向きが変わる理由を表現できるようになりました。
従来、ミニホワイトボードに考えを書き込みながら話し合っていましたが、加除修正が簡単で操作性に優れるオクリンクプラスの「みんなのボード」を活用しました。すると、話し合いで出された意見を即座に文字化したり、相互参照したりすることができ、話し合いが活発になりました。
参観者から「話し合いの際に、班で机を向かい合わせてそれぞれの画面を見ていたが、1つの画面をみんなで見ることで、さらに話しやすくなるのではないか。」という意見をいただいたので、机の配置も学習環境の一つに加え、協働的な学びの質を高めていきます。また、共同編集する際のボードの使い方についても、ツールのよさを最大限に生かし、子どもたちの思考力や表現力を育てていきます。

佐藤先生(研修担当)から一言
丹羽先生は、様々なワークシートの形式を試し、どれが子どもたちに合うか検証したり、模擬授業を繰り返したりと、たくさん試行錯誤していました。校内でも、特にオクリンクプラスを活用した授業を実践している方ですので、当日の授業も落ち着いていろいろな活動を取り入れていました。学校としてもたいへん充実した研修となりました。


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  • 理科
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