これまでの学習内容を「体験」と「定義」の両面から定着させるアプローチ

赤城先生から一言:
学年が上がり学習内容が具体的から抽象的になってきたために体験的な活動を取り入れにくくなっていたのですが、今回学習のまとめとして「四角形を探そう」という活動を行うとなった時に「他の子はどんなものを見つけたのか」を一目瞭然で共有できるオクリンクプラスを活用しようと思いました。
また、教科書通りの形と現実の物(ドアノブや窓枠など)にはズレがあるため、「なぜこれは四角形と言えないのか」という理屈の部分を説明し、子供たちの理解に繋げようと考え、テストパークを使って定着度を測定することにしました。
活用場面・活用背景
「垂直・平行と四角形」の単元で学んできた内容の定着度合いを確認し、定着が弱いところをフォローする
「垂直・平行と四角形」の単元の中で正方形や長方形や平行四辺形、台形、ひし形といった四角形の種類の定義や特徴を学んだ。本時ではこれまでに学んだ内容がちゃんと理解できているかを確認する時間となる。
まず学校の中のどんなところにそれぞれの四角形があるのかを探して写真に撮ってオクリンクプラスで共有する活動を行い、それぞれの四角形の形や特徴をイメージで認識できているかを確認。その後テストパークを使って小テストを実施するなかでそれぞれの四角形の定義を理解できているかを確認する。
How to
「オクリンクプラス」を使って体験的に四角形を学習し、「テストパーク」を使って単元の理解度を確認する
①学校の中にある正方形、長方形、平行四辺形、台形、ひし形、四角形を探して、オクリンクプラスでクラス全体に共有する
学校の中にある正方形、長方形、平行四辺形、台形、ひし形、四角形を探して見つけたら写真に撮り、その写真をオクリンクプラスの「みんなのボード」の各四角形のタブに投稿していく。

学校の中にある四角形をクラス全体で確認して、それぞれの四角形にどんな特徴があるのかを確認する。

②テストパークを使って単元内容の定着度合いを確認し、クラス全体で正答率が高くなかった問題についてオクリンクプラスを使って振り返る
テストパークを使って「垂直・平行と四角形」の単元テストを実施

テスト結果を返却。正答率が高くなかった問題について、ディスプレイにその問題を投影しながら解説した。特に難しかった問題については、問題が表示されている画面をスクリーンショットで画像化したうえでオクリンクプラスを使ってクラス全員に配信。先生と児童で一緒に書き込みをしながらその問題を解くにあたって必要な知識は何だったのかを説明した。

取り組みの結果
児童の授業参画度を向上させる「オクリンクプラス」、内容の理解度の向上に効果的な「テストパーク」
オクリンクプラスを使う大きなメリットは「イメージを共有できる」ことです。今回の授業の中でも、言葉でのコミュニケーションが苦手な児童が写真を活用して自分の意見を他の人に伝えようとしている姿勢がありました。これまでノートだと自分の意見を書けなかった児童が、オクリンクプラスの力を借りることで自分の意見を表明できるようになり、算数が楽しいと感じている児童が増えています。
テストパークの魅力は何といっても直ぐに採点が出てくるところです。児童がテストに取り組んでいる時に「悩んだこと」や「考えたこと」を覚えている状態で復習ができるので、問題の解説を聞くときのやる気がかなり高いと感じています。また、難易度の高い問題がいくつか入っていることで「理解できていると思っていたけど実は怪しかったポイント」に先生が気づくことができて、単元で取り扱った内容の定着度の向上に役立っています。
