実験結果を共同編集でまとめて共有する
天気
渡邉先生から一言:
今日は大気の動きと温度の関係を実験し、各グループでまとめる授業を行いました。実験の過程は写真や動画で撮影しているので、後からいつでも見返せます。家に帰ってから、宿題と合わせて見返す子も多いです。
活用場面・活用背景
ほかの班の実験結果も見ることで気づきの観点を広げ、事象の解像度を上げる
理科の実験は同じことをやっていたとしても結果が同じようになるわけではありません。また、同じ事象を見ていても人によって気づきの観点が異なることがあります。複数の実験結果を見ることで、自分たちの実験結果と比較して考えたり、新たな観点に気づいたりすることができるので、実験や事象の解像度を上げることにつながると考えました。
How to
みんなのボードを活用して、実験結果を共同作業でまとめる
実験の結果を班ごとにまとめる
目に見えない大気の動きを水でシミュレーションするモデル実験を3種類行う。
①寒気に見立てた冷たい水と暖気に見立てた暖かい水(お湯)とでシミュレーションする実験(お湯に水を入れる、水にお湯を入れる、水に水を入れる)
②色水に違う温度の水を入れる実験
③温度による大気の進み方を見立てて実験
同じ実験を行っても、結果がみな同じようになるわけではないので、複数の実験結果を見ることができるように「みんなのボード」で共有。
3つの実験の結果を1つずつカードにまとめてつないでいく。限られた時間内で3つの実験についてまとめる必要があるので、共同作業で段取りよく進める必要があるため、班ごとに話し合いながら役割分担をして作業を進めていく。
みんなのボードでほかの班の実験結果を見る
実験結果の共有は、1つのボードに班ごとの枠を区切って行う。各班の実験結果は文字で書いてもよいし、動画を提示するのでもよいこととする。
取り組みの結果
各班の実験結果をオクリンクプラスで共有し、各自の考察を深める
各班の実験結果をオクリンクプラスで共有した後で各自の振り返りをシートに記入して提出ボックスに出してもらいました。自分たちの班だけでなく、ほかの班のまとめも参照することで、より深く考察ができていました。