集計機能で子どもたちの発言から答えを導く
衣服の手入れで快適に
東京都中野区立白桜小学校 浅川美菜子先生
浅川先生から一言:
瞬時に児童の考えを集計できる機能はとても便利です。効率的に学んだことを思い出せるので、前時の振り返りやまとめのフェーズでも大いに活用できると思います。
活用場面・活用背景
日常生活と紐づけながら衣服の汚れについて知る
例年実施している授業ですが、全員が自分の体験を元にしっかりと考えを書けるテーマであるにもかかわらず、ノートを用いた学習のために発表する子が限られてしまい、全員の意見を共有できないことに課題を感じていました。
How to
集計機能で子どもたちの発言から答えを抽出する
事前に、普段児童が身につけているもののイラストと、テキストを入力するための枠を設けたカードを用意しておく。
児童は、イラスト上で汚れている部分を囲み、どのような汚れなのかを説明用の枠にテキスト入力する。終わったら、みんなのボードに提出する。
教員は提出されたカードをキーワード集計する。どのような意見があったのかをみんなで確認し、児童は記録用として、各自手書きのノートにキーワードを書き写す。
児童は、学習の振り返りをカードに記入し、みんなのボードに提出。キーワード集計をして全員でその結果を確認しつつ、友だちの振り返りカードを読みリアクションし合う。
取り組みの結果
全員参加で児童主体の授業を展開できた
一部の児童に偏らずに全員の考えを共有できるようになったことで、全員が授業参加できる環境が整ったと思います。また、キーワードを自動で拾えることで、自分たちの発した意見から答えを導くことができ、児童主体の授業を展開できるようになりました。