予測を立てて違いについて議論する
細胞分裂の過程の予測
大阪府茨木市立彩都西中学校 松井先生
松井先生から一言:
細胞分裂の過程を、まず自分で予測を立てて議論することに取り組みたいと考えていました。紙でカードをつくって印刷すると時間がかかりますが、オクリンクプラスを活用することで、授業準備の手間を大きく削減し実践できました。
活用場面・活用背景
一人ひとりの細胞分裂の予想を可視化し議論を深める
細胞分裂がどういう過程で進んでいくか、一人ずつ予測を立て、その後グループに共有。違いについて議論する実践です。
How to
カードの並べ替えだけだから予想の思考錯誤も手軽
1.細胞分裂の様子をあらわした7枚のカードを、一人で作業するための「マイボード」に配付。
2.「マイボード」で各自で細胞分裂の過程を予測し、7枚のカードを並べ替える。
3.並べ替えたカードを連結して、全員が閲覧・共同編集できる「みんなのボード」に班ごとのボードをつくり、そこにカードを送る。 集まったカードをグループで比較し、話し合いを行う。
違いの理由を意見交換するなかで細胞分裂の過程についての理解を深める。
取り組みの結果
連結したカードで過程をわかりやすく他者に共有でき、子ども同士の学び合いが進む
個人ワークを行う「マイボード」と共有や共同編集ができる「みんなのボード」は、タップ一つで切り替え可能なので、個人の思考と集団の学び合いを行き来することで理解を深めることができます。