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オクリンクプラス

スタンプの意味を明確にして、相互評価に生かす

東京都大田区立松仙小学校 東山峻先生

東山先生から一言:
スタンプの種類が複数あるところがオクリンクプラスのよさだと感じました。そのスタンプに意味を加えることで、子どもたちの思いを分かりやすく可視化することができました。

活用場面・活用背景
川柳を見合う活動で活用

移動教室の後、事後学習として作成した川柳を、みんなのボードで見合う活動をした際に、オクリンクプラスにある様々なスタンプをもっと活用して、相互評価を深めたいと思い、取り組みました。

How to
スタンプの意味を意識して、納得してスタンプを使う

スタンプはイラストで感想を伝えられるよいツールです。これを感覚的に使うのではなく、一つ一つ意味を共通理解して使えるように、スタンプの意味を言語化することにしました。




子どもたちと一緒に、教師として必要な視点も押さえながらスタンプに意味付けをしていきました。 子どもたちはスタンプの意味を意識しながら川柳を見合い、自分の考えに合ったスタンプを押していました。スタンプの意味がはっきりしているので、一人ひとりの川柳に対して、友達がどのように感じたのかが瞬時に、明確にわかります。スタンプを押す側も押される側も、作品のどの点が良いのかをお互いに納得して評価し合う活動になりました。



投票・集計に選択肢を活用
川柳を見合った後に、選択肢集計機能を活用して、「読んだ時に移動教室の情景が想像できるか」という視点で作品を選ばせました。出席番号順にいくつかのグループにまとめ、3つまで選んでよいとしました。カードを配布する前に、みんなのボードの閲覧をオフにして集計が見えないようにし、教師のみが見ることができる状態で集計をしました。



集計結果はグラフ化して子どもたちに共有することができます。子どもたちは自分の作品に対する投票結果をすぐに知ることができますし、結果を元にして感想を発表し合うこともできました。投票機能としても有効に活用できたと感じました。


取り組みの結果
子どもたちの思いをわかりやすく可視化し、相互評価に生かすことができる

今回の実践では、スタンプの意味を言語化して共通理解することで、子どもたちの思いをわかりやすく瞬時に可視化することができました。スタンプの意味がはっきりしているので、納得感のある相互評価につながりました。また、選択肢を工夫することによって、投票形式をとり、クラス全体で評価や感想を交流する活動にも有効に活用できました。 子どもたち自身が意味を決めることで、より納得感をもってスタンプを使えていたと感じます。他の場面でも、スタンプの意味を変えながら活用していきたいと思います。



  • 小学6年
  • 国語
  • オクリンクプラス
  • 授業内での活用

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