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リアクションボタンの意味づけで意見交換を活性化

他者との交流で感想を深める

栃木県真岡市立真岡小学校 上野先生

上野先生から一言:
国語「世界でいちばんやかましい音」という文章について自分の書いた感想を他者の意見を参考にしながら、広げていく実践です。リアクションボタンそれぞれに意味を設定することで、子どもたちが意味を持って押し合って、意味ある意見交流をめざしました。

活用場面・活用背景
リアクションすることの意味を考えさせる

リアクションボタンは手軽に使えますが、ただ好きなボタンを押すだけでは意見交流につながりにくいため、リアクションボタンそれぞれに意味を設定。子どもたちが、理由を考えながらリアクションし、活発な意見交流が行なわれる実践をめざしました。

How to
リアクションボタンをきっかけに他者参照を促す

1.国語「世界でいちばんやかましい音」の感想をマイボードで顔度にまとめ、「みんなのボード」の自分のグループのボードに送る。
2. 自分のグループの感想が書かれたカードを読み、リアクションボタンやコメントをつける。その際、面白かったらこのボタンを押す、
不思議だと思ったらこのボタンを押す、驚いたらこのボタンを押す、とボタンに意味を設定する。

また、コメントもつけるようにうながすが、何を書くかわからない場合は、自分がつけたリアクションボタンをなぜ押したかなど、関連付けたことを書くように伝える。

3.自分の感想を書いたカードにつけられたリアクションボタンやコメントをみて、感想を調整する。


取り組みの結果
リアクションと関連付けてコメントすることを促し、コンメントも活性化

リアクションと関連づけて、何をコメントするか考えさせることで、考えが明確になります。またコメントが増えていくことで、他者のコメントを参照できるため、意見交流を活性化させることができました。



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