チーフICTサポータコラム

ICT支援員が提案したい「テストパーク活用術」

ICT支援員の皆様

運動会や文化祭などの学校行事が続くこの時期、授業準備や評価に十分な時間を確保することが難しいという声も聞かれます。
そんな中でも、子どもたちの理解度を把握し、必要な学習支援につなげることは欠かせません。
ICT支援員として先生方を支えるために、今あらためてご紹介したいのがテストパークです。学習状況の把握から復習までをスムーズに進める活用方法を見ていきましょう。

2学期スタートを支える“振り返り”と“見取り”の仕組みづくり

夏休み明けの学校現場では、「子どもたちが1学期の内容をどれくらい覚えているだろうか」「どこにつまずきがあるのだろうか」という先生方の声をよく耳にします。一方で、授業準備や学級経営に追われるなか、復習のためのテスト作成や採点に十分な時間を確保することは容易ではありません。

そんな時期だからこそ、ICT支援員として先生方に提案したいのが、ミライシードの「テストパーク」の活用です。2026年度の機能拡充により、これまで以上に柔軟で効果的な学習状況の把握が可能になっています。

「振り返りテスト」で2学期の学習定着の支援

テストパークでは、小学校4~6年生および中学校各学年の主要教科に対応した「1学期まとめ問題」が提供されています。約30分で1学期の学習内容を振り返ることができ、クラス全体の理解状況や、一人ひとりのつまずきを把握できます。

例えば、
• 単元おわりの授業で実施する
• 結果分析の見方をサポートする
といった活用イメージまで示すことで、先生方が導入しやすくなります。
特に、問題ごとの正答率や解答内容を一覧で確認できるため、「どの単元を復習すべきか」という授業改善の内容を短時間で得られる点は大きな魅力です。

カスタムテストで先生のニーズに寄り添う

2026年6月には、カスタムテスト作成機能がアップデートされました。既存テストをトップ画面から直接流用できるようになり、さらに設定作業を後回しにできる「あとで設定する」機能も追加されました。

 

ICT支援員としては、次のような場面で提案できます。
朝学習や授業冒頭の5分テスト
「1学期まとめ問題を全部実施する時間はない」という先生には、必要な問題だけを抜粋した小テストを提案できます。
学級の実態に合わせた出題
苦手な単元を重点的に出題したり、授業で扱った内容だけに絞ったりすることで、より実態に沿った評価が可能になります。
授業改善のための確認テスト
単元終了時や定期考査前に、理解度チェックのための短時間テストとして活用することで、授業改善サイクルを回しやすくなります。
先生方が「テスト作りは大変そう」と感じている場合には、「まず既存問題をコピーして使えますよ」という一言が導入のハードルを大きく下げるかもしれません。
拡充するコンテンツを活用した年間支援
2026年7月には、中学1~3年の国語3学期分と中学3年英語2・3学期分のコンテンツが追加され、対応範囲がさらに拡大しました。

これはICT支援員にとっても重要な情報です。
新機能の紹介だけでなく、
「使える教科が増えています」
「2学期・3学期の定着確認にも活用できます」
「今後も対応範囲が拡大予定です」
と継続的に情報提供することで、先生方の活用機会を増やすことができます。

ICT支援員は“機能説明”から“活用提案”へ

これからのICT支援員に求められるのは、「どこをおすすめしたらよいか」を伝えるだけではなく、「この機能がどんな教育効果につながるか」を提案することです。
テストパークには、
・自動採点による先生の負担軽減(ここはものすごく実感が大きいと思います)
・つまずきの可視化
・個別最適な復習への接続
・柔軟なカスタムテスト作成
といったメリットがあります。

2学期は先生方が学習状況の把握に課題を感じやすいタイミングです。だからこそICT支援員が一歩踏み込んで、「まずは単元のまとめ問題を試してみませんか」「クラスに合わせたミニテストも作れますよ」と提案することで、ICT活用の幅はさらに広がるでしょう。
子どもたちの学びを見える化し、先生方の負担を減らす。その橋渡し役として、ICT支援員の存在価値がますます高まっています。

それではまた次回のコラムもお楽しみに。

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