チーフICTサポータコラム

ミライシード「研究授業応援BOOK」のご紹介!

ICT支援員の皆様

夏休みが明け、学校には子どもたちの元気な声が戻ってきました。
ICT支援員の皆さんの中には、夏休み中に先生方と研究授業の打ち合わせを行ったり、準備の相談を受けたりした方も多いのではないでしょうか。
研究授業と聞くと、多くのICT支援員の方が身構えてしまう方も多いかもしれません。
「普段とは違う授業をしなければならない」 「指導案を何度も見直さなければならない」 「全員が発言する授業にしたい」 「研究テーマに沿った実践を考えなければならない」
実際に、研究授業を初めて担当する先生方からICTを活用していきたいというご意向が多くあると思います。そんな先生方にとってのひとつのツールになる「ミライシード研究授業応援BOOK]を紹介させていただきます。

ミライシード研究授業応援BOOK

「研究授業だからといって、一から特別な授業をつくる必要はない」という思いから、普段行っている授業に、子どもの学びを深めるための“ひと工夫”を加えることで、十分に価値のある研究授業になるという提案です。

ICT支援員としては、「新しい機能を紹介しなければ」「高度な活用事例を提案しなければ」と考えてしまいがちですが、授業改善の本質はICTそのものではなく、子どもたちの学びの変化にあります。
オクリンクプラスを使った授業の進め方や、子供の反応をみてみたいなど、先生から多くのお声をもとに作成しているものです。

資料で紹介されているオクリンクプラスの活用例を見ると、その多くは決して難しいものではありません。児童がカードに考えを書き込み、クラス全員で共有する。友達の考えと比較する。コメントやリアクションを通して対話を生み出す。こうしたシンプルな活動が、子どもの思考を広げるきっかけになっています。

例えば国語の「ごんぎつね」では、登場人物への見方を色分けカードで整理し、クラス全体の考えを比較します。
算数では図形に直接書き込みながら面積の求め方を共有し、多様な解法を見比べます。
社会では地図と資料を組み合わせて考察を深め、
理科では実験動画を共有して根拠をもとに議論します。
どの事例にも共通しているのは、「全員の考えを見える化すること」と「比較による対話の促進」です。



操作方法を説明するだけであれば、一度研修を実施すれば終わってしまうかもしれません。しかし、「この単元なら考えを一覧表示すると比較しやすいですね」「コメント機能を使うと発言が少ない子の考えも取り上げられそうですね」といった提案は、授業づくりそのものを支援する価値ある関わりとなります。

また、資料では教材テンプレートの活用も紹介されています。教科書単元に対応したカードを利用することで、先生方は教材作成の負担を減らしながら授業準備を進めることができます。忙しい学校現場では、ICTの機能が優れているという提案だけでは活用は進みません。「準備時間を短縮できる」「すぐに実践できる」という視点で支援することも、ICT支援員の重要な役割です。

研究授業を成功させるために必要なのは、大掛かりな仕掛けではありません。子ども一人ひとりの考えを引き出し、それらをつなぎ、対話を生み出すための小さな工夫です。ICT支援員は、その工夫を先生方と一緒に考える伴走者になれます。

研究授業の相談を受けたとき、「何か新しいことをしましょう」と提案する前に、「いつもの授業で子どもたちの考えをもっと見えるようにするにはどうしましょうか」と問い掛けてみてはいかがでしょうか。

その“ひと工夫”こそが、ICT活用を無理なく授業改善につなげる第一歩になるのかもしれません。

ぜひ担当する先生方にご紹介をしてみてください。


それではまた次回のコラムもお楽しみに。

▼ミライシード公式LINEで最新情報をチェック!

ミライシードのアップデートやイベント情報を、LINEで手軽に受け取れます。ぜひご登録ください!

ぜひ学校の先生方にこちらのビラを使ってミライシード公式LINEをご紹介ください!
ビラはこちらからご確認ください。

お役立ち情報をお届けします!

活用事例や新着情報など、役立つ情報を定期的に配信中です。

【お友だち追加はこちらから】

友だち追加