ICT支援員の皆様
2月に入って、学年末に向けてあっという間に時間が過ぎている感じがします。
2月のICT支援員セミナーでは近年、注目されている「自由進度学習」をテーマに取り上げる予定です。
現在、学校でも個別最適な学びや協動的な学びの一体的な充実の一環として、注目されている学習ですが、ICT活用との親和性が非常に高いものだと考えられます。ICT支援員としても押さえておきたい「自由進度学習」。
現場の先生の具体的なお話を聞くことができる機会です。ぜひ一緒に勉強していけたらと思っています。
自由進度学習をはじめとした個別最適な学びの実現に向けて、オクリンクプラスもアップデートしていきます。
オクリンク・ムーブノートの機能をオクリンクプラスにも搭載して欲しい、とこれまでのセミナーでも多くの声を頂いておりました。その機能も含め、ICT支援員としての提案ポイントも交えながら新機能を紹介いたします。
LIVEモニタリング
オクリンクに搭載されている機能のひとつで、子ども達の取り組み状況をリアルタイムで確認することができます。子ども達が今どのような操作を行っているか、先生はこの機能で見取ることができます。みんなのボード上の様子も確認することができるので、子どものリアルな状況を授業の次の展開に活かせるだけでなく、声かけが必要な子どもを特定することも可能です。
提出BOXでのカードの比較
提出BOXに提出されたカードをいくつかピックアップし、同じ意見や異なる意見同士を比較できるようになります（比較できる枚数は2～6枚程度）。これまではボード上で見せたいカードを移動し、比較されていたケースもありましたが、アップデートによりカードをピックアップし大きく提示することができるようになります。下記画像のような算数での考え方や、理科での予想の違いの比較など様々な場面で利用できると思います。
画面共有
こちらもオクリンクに搭載されている機能のひとつです。手元のタブレットPCの特定の画面を、授業に参加している全員に共有することができます。
小学校の低学年向けには先生が子ども達に今から行って欲しいことを伝える際に、子ども達の手元のタブレットPCに見やすく情報を提示することができます。また、子ども達は自分の考えをクラスに発信する際、自身の画面を共有しながら話すことが可能になります。
画面共有中にはポインタ機能も活用でき、色やサイズの変更も可能です。
細かい点ではありますが「共有中」の表示も便利です。
印刷・ダウンロード
これまでのICT支援員セミナーでも一番多く要望の声を頂いていた「印刷・ダウンロード機能」がいよいよ搭載されます。オクリンクプラスで作ったカード・ストーリー・ボードを、印刷したりダウンロードしたりして保存できるようになります。
今までオクリンクで作ったカードを印刷されていた先生で、オクリンクからオクリンクプラスへの移行をためらわれていた先生方にも、安心して紹介いただけると思います。
ミライシードは他にもアップデートを予定しておりますので、ファンサイトをご確認ください。
＞＞＞ミライシードファンサイトはこちらから＜＜＜
年度末に向けて、授業や学級のまとめの時期になります。まだオクリンクプラスをお使いでない先生においても、一年間の振り返りなどで気軽に活用いただくチャンスです。ぜひご提案ください。
